脳を擬人化して覚えましょう!という企画の2つ目です。

今回は小脳でやってみようと思います。

 

あんまり完成度は上がりませんでしたが…

 

参考程度にサラッとご覧くださいね。

 

 

 

目次

前置き

あと本文に入る前に、こんな疑問がありませんでしたか?

教科書では右の絵のようになってるんですが、実際の小脳の写真を見ると左の絵のようになってます。特に右の絵の下にある片葉小節葉なんて「どこにあるの!?」って思ってました。

 

 

ある時、あーわかった!見やすいように展開したのか!!と私は理解しました。

でも間違ってたらごめんなさい。では、よろしくお願いします。

 

 

 

 

今回は小脳を「生野」として覚えてみましょう。

 

 

 

 

 

生野の秘密

①構造的に大まかに2つに分けられる!

「肉眼的に、小脳は正中部を占める狭い虫部vermisと左右に張り出した半球部hemisphereとに分けられる。」文献①より引用

 

私はチューブをチュー!としているイメージで覚えました。

 

 

 

 

 

②3層構造!

小脳皮質は1番表層から分子層(ブンシソウ)→プルキンエ細胞層→顆粒層(カリュウソウ)に分けられます。

 

武士層→プルキン層→狩人層で覚えてみましょう。

 

 

 

 

 

 

機能によって3つに分けられる!

「小脳は、繊維連絡の違いから脊髄小脳、大脳小脳、前庭小脳の3つに区分され、それぞれの機能的役割が異なる」文献①より引用

 

 

脊髄小脳を略してセキショ→赤色

大脳小脳を略してダイショー→ダイ○ソー

前庭小脳の漢字の「前」と「庭」を取って→前向いた庭トリ

と、表現しています。

 

 

では順にそれぞれの役割を見ていきましょう。

 

 

 

 

・脊髄小脳 (赤色)

「脊髄小脳は姿勢と四肢の運動制御に関わる」文献①より引用

 

 

 

 

・大脳小脳 (ダイ○ソー)

100キンと言えばダイ○ソーですよね?私も良くお世話になってます。

「大脳症脳は運動の開始・企画・タイミングを調整する」 文献①より引用

 

 

 

 

 

・前庭小脳 (前向いた庭トリ)

「前庭小脳は体の平衡と眼球運動の調節に関わる」文献①より引用

 

 

 

 

 

 

④三つの連絡経路を持つ!

「小脳cerebellumは橋の背側に位置し、上・中・下の3つの小脳脚で中脳、橋、延髄・脊髄とそれぞれ連絡している。」文献①より引用。

 

ここでは

・中脳を中野

・橋を京

・延髄・脊髄を隋と表現しています。

 

 

 

 

 

 

生野の仕事(まとめ)

先ほどに出た3つの機能をまとめる感じですね。

 

・「大脳皮質からの運動企画」と「伸展受容器からの運動実行後の感覚情報」を比較します。ズレを修正することで、四肢や体幹の円滑な協調運動を実現させます。

 

・「小脳は、筋緊張、姿勢、歩行の制御や、多くの筋肉を時間的・空間的に協調させる事が必要な随意運動の制御に関わる。」文献②より引用

 

・運動学習の責任部位と言われています。

 

「小脳は、いわゆる”体”で覚えるタイプの技能習得の責任部位である。」文献①より引用

 

 

 

 

 

最後までよくお付き合いくださいました…ありがとうございました。

 

文献

1)原寛美・吉尾雅春、脳卒中理学療法の理論と技術、第2版1刷、株式会社メジカルビュー社、2016年、p45-48

2)小澤瀞司・福田康一郎、標準生理学、第8版第2刷、株式会社 医学書院、2015年、p367,1046