みなさんこんにちわ。
深夜にご覧になっている方こんばんは。
管理人のナナオです。
私は回復期のリハ病院に勤めていますが、まれに脊髄損傷の方が入院され、zancoli分類することがあります。
時々しか使わないと「あれ、どうだったかなー?」と曖昧になってしまうことってありますよね。
しかし医療職としてこれではいかんので、二度と忘れないように覚え方を作ってみました。
記事を読み終わる頃にはザンコリー分類が実践できるようになっているハズです。
気軽に覚えられるように作ってますので、リラックスしてご覧ください。
目次
そもそもzancolli分類とは?
○もともとは医師が上肢機能を再建するための判断材料とするため作成されました。
○リハの世界ではzancolli分類によって、大体の予後予測ができるため、機能分類での到達目標にあわせたリハを提供することになります。
表
覚え方
グループと髄節をまず覚えます。
そこから細かくしていく手法で覚えていこうと思います。
次の絵と、”ゴーヤ=5〜8″の語呂合わせで覚えていきましょう!
ここから、詳細な分類を覚えていきましょう!
C5
C5は先ほどの「ゴーヤ」のゴ=5、肘の屈曲のグループです。
上腕筋、上腕二頭筋が基本的機能筋で、腕橈骨筋の「機能が残存する」か「機能が残存しない」かでA.Bに分かれます。
この「機能が残存」という言い回しですが、どうやらMMT3以上あれば、「機能が残存」とみなされるようです。
腕橈骨筋の筋力が
MMT0〜2→C5A
MMT3〜5→C5Bです。
次の3種類の肢位でMMTを取れば分類できますね。
続いて、基本的機能筋の覚え方です。
○ジョジョ後→上腕筋、上腕二頭筋、5
ジョがつく肘屈筋はこれしかないので覚えられますね。上腕三頭筋は伸筋ですし。
C6
「ゴーヤ」覚えていただいたように、C6は手関節背屈のグループです。
手関節の背屈が弱ければC6A、強ければC6B以上になります。
ちなみにここで言う「強い」とはMMTで3+以上です。
C6BがⅠ〜Ⅲまであるのでちょっと覚えにくいですね。
C6B I〜Ⅲまでを絵で覚えてみましょう。
続いて、基本的機能筋の覚え方です。
6っぽい形にしてます。
○タンチョウ→短・長
○シュコー→手根
C6は手背屈のグループなので、基本的機能筋は伸筋になります。
以上より短・長橈側手根伸筋です。
C7
C7レベルは指の伸展が出来るグループですよね。
指が全部伸びるか伸びないかでA.Bが決まります。
デコピンのイメージで覚えるのはどうでしょうか。
続いて基本的な機能筋の覚え方です。
かなり苦しくなってきました!もうひと頑張りです!
今回も7っぽい形にしています。なんとか覚えてください!
○掃除→総指伸筋
○しよう→小指伸筋
○市役所→尺側手根伸筋
C7は指の伸筋グループなので、当然基本的な機能筋も全て伸筋です。
C8
C7とC8はとてもよく似ています。
「ゴーヤ」で覚えていただいたようにC8は指が屈曲出来るグループですよね。
これも全部の指が伸ばせるか、伸ばせないかでA、Bに分けられます。
ジャンケンのイメージで覚えるのはどうでしょう?
続いて基本的機能筋の覚え方です。
今回も8っぽくしてます。
C8は屈筋と伸筋が混じってて覚えにくいですよね。
○超、母→長母指
○自信(じしん)→じし:示指 しん:伸筋
→超、母自信
長母指伸筋
示指伸筋
○しゃくな→尺側手根
○紳士クッキー→しんし:深指 くっきー:屈筋
→しゃくな紳士クッキー
尺側手根屈筋
深指屈筋
で、覚えるのはどうでしょうか。
以上になります!
何か間違ってたら教えてください!
最後まで見ていただき、ありがとうございました!!
コメント