みなさんこんにちわ。

 

 

今回は脳の機能局在について、一緒に勉強して行きたいと思います。

 

理学療法士として働いていると脳機能の理解は必須ですよね。

 

私は長いこと脳機能に目を背けて生きていましたが、勉強していくと面白い分野…と思います!

 

今回は脳の部位を擬人化しながら、覚えていこう!というかなりふざけた企画ですが、脳の機能は単純な擬人化が非常に難しいです。

 

ここでは様々なイメージ画を描いていますが、名称と役割を覚える程度にご活用ください。

 

 

今回は大脳基底核の構成要素の一つ、線条体を扱ってみようと思います。

大脳基底核の直接路や間接路などは今回は扱っていません。

 

 

 

 

目次

線条体とは

線条体は①被殻、②尾状核、③側坐核の3つからなります。

線条体のイラストです。いくつかのサイトを参考にしながら作成してるので教科書などで確認してくださいね。

側坐核の位置はあいまいです。尾状核と被殻が前方で合流する部分らしいですが…

 

線条体は大脳基底核において大脳皮質や脳幹からの入力を受け取り様々な機能に関与します。

 

 

覚え方の提案

 

線条体を「三女隊:サンジョタイ」として、覚えてみましょう。

3つの構成要素があります。

 

 

 

 

①被殻=ひっかくで覚えましょう。

役割

四肢、体幹の骨格筋運動の制御に関与する(運動系ループに関与)。

 

この絵のように、直接骨格筋を制御するわけではありませんが、あくまでイメージとしてご覧ください。

 

 

 

被殻+淡蒼球→レンズ核と呼ばれる。

横の二人は淡蒼球です。

淡蒼球には内節と外節の二つがありますね。

「短足→たんそーく→淡蒼球」

全員メガネ=「レンズをかけてる」で覚えるのはどうでしょうか。

この三つでレンズ核と呼ばれます。

 

②尾状核=美女核で覚えましょう。

 

美女は助けを求めがちです。

 

尾状核の役割

眼球運動、認知と行動の戦略的計画、動作の組み立て(眼球運動ループ、前頭前野系ループ)に関与します。

 

男性は美女を助けるため足場の位置などを確認し、どのような順序で木に登り、そして救助するか考えています。

このような眼球運動、そして計画な運動に関与します。

美女(尾状核)は助けを求めたりしませんがあくまで暗記の一助とするためご活用ください。

ちなみに左側の尾状核は言語理解にも関与していると言われています。

 

 

 

被殻・尾状核→内包の発達により、分断!

あと、尾状核と被殻で背側線条体と呼ばれます。

 

 

③側坐核→横(側)に座った彼女で覚えましょう。

 

役割

情動や快、恐怖、意欲などの精神活動(辺縁系ループ)に関与しています。

 

男性は横に彼女が座ってると情動が活発になりますよね。

 

 

側坐核の働きが強いと「ウソ」をつきやすいという報告もあるそです。

 

尾状核と被殻を合わせて背側線条体と呼ばれることは先程説明しました。

それに対して側坐核は腹側線条体と呼ばれます。

 

 

 

 

場所について。

CTで見る場合、下に描いたような場所で確認することができます。

 

体軸断面

体軸断面では側坐核は見えないようです。

 

 

環状断面

環状断面では側坐核を確認することができます。

 

 

以上になります。

最後までありがとうございました!