髄節レベルや筋肉の英語名は覚えておくと臨床で何かと便利です。
例えば、脊髄関連の疾患の患者さんがきた場合、障害された髄節レベルによって、どの筋肉が影響を受ける可能性があるのか、判断する必要があります。
その場合、筋肉の髄節レベルを覚えておく事は非常に役立ちます。
今回は意外に髄節レベルが下の方な大殿筋(大臀筋)を取りあげてみたいと思います。
起始停止・神経支配・髄節(文献1より引用)
起始: 腸骨翼外面後殿筋線後方、仙骨・尾骨外側縁、仙結節靭帯
停止:大腿筋膜外側部から腸脛靭帯、大腿骨殿筋粗面、大腿筋膜
神経支配・髄節:下殿神経L4〜S2
語呂合わせ
続いて神経と髄節、英語の語呂合わせです。
ちょっと覚え方が下品で申し訳ないんですが、こんなのしか思いつかなかったので…
○髄節レベルの「L4〜S2」を「エロ4コマをスーツで」
○支配神経である「下殿神経」を「下の殿」
○大殿筋は英語でgluteus maximus muscle(発音:グルーティアス・マキシマス) ⬇︎
おおとのさま(大殿筋)、グルテン(グルーティアス)、MAX(マキシマス)で覚えます。
「タイトル」
「大殿→大殿筋」
大殿は実はエ○4コマが大好き。
バレずに読むため…
「エ⚪︎4コマ : L4」
「スーツ : S2」
↓
L4-S2
しかし…
「下の殿→下殿神経」
「下の殿」、その言葉で彼が全てを知っていると悟り…
彼を西へ更迭。
そして10年後…
彼は手土産と共に帰ってきました。
「グルテンMAXのパン→グルーティアスマキシマス」
ちなみに大殿筋の英語の略語はGMAXです。
完
なんとか覚えられたでしょうか?
英語表記は英語論文を読むときや、走り書きする時に役立ちますよ!
最後までありがとうございました!
1)鈴木重行、IDストレッチング、第2版7冊、東京都、青山智、2011年、180頁