みなさんこんにちわ。
管理人のななおです。
私は理学療法士という仕事をしていますが、この仕事、一日中靴履いてますし、時々マット訓練とか言って靴脱いでマットに上がらないといけなかったりします。
そもそも昔から私は足が臭い生き物です。
・靴を脱ぐと数メートル離れた位置にいる妻が異変に気づく。
・消臭効果の高い炭が入ったインソールを履くと、足汗が多すぎて炭が流れ出る
ほどです。
なので、消臭効果があるとガンガン宣伝しているスプレー使ったり、靴を定期的に変えたり、足の裏をアルコールで消毒してみたりと涙ぐましい努力をしました。
一定の効果があったと自分では思っていました。
しかし「今日も頑張った」と家に帰ったある晩!
↓※妻
私の自信は砕け散りました…
というわけで試行錯誤した結果、私の足は現在ほぼ無臭です。
私が実践した方法を紹介しますので、足の臭いで悩んでいる方の力になれれば思います!
あと、前提として水虫がある人はまず皮膚科に行ってくださいね!
水虫の画像をググって自分の足と似てたら皮膚科にいきましょう。
水虫は恥ずかしくない!実は私も昔行きました。
では、まいります。
目次
そもそもなぜ臭くなるのか
答え:足の裏にいる雑菌が汗や皮脂を分解した時に出す物質が臭いから。
足から出る汗は本来無臭!なのに余計な味付けをします。
足の裏にいる雑菌がエサ(角質、古い皮脂、汗)を分解すると臭いが激しい以下の2つの物質を出します。
○イソ吉草酸(いそきっそうさん)
○酢酸
特にイソ吉草酸は臭いが強烈で悪臭防止法で特定悪臭物質に指定されており、空気中の濃度が許容量を超えると、「公害」となります。
しかもその許容量はアンモニアの1000分の1!
つまり、臭すぎるわけです。
敵はわかった。対策だ!
対策基本原則は
○足の雑菌を減らす
○雑菌にエサを与えない
の2つです。
そしてこの2つは車の両輪のように両方が重要で、片方だけ実践しても大きな効果は望めません。
ここからは私が実践した具体的な方法を紹介します。
①あしの裏を洗う!
朝、靴下を履く直前に足を洗います。
これにより、雑菌とその餌の皮脂や汗、古い角質を取り除きます。
石鹸で良いです。
ボディソープは足の裏をしっとりさせてしまう為✖︎
②靴を洗うor新品の靴にする!
今まで臭かった靴は雑菌とそのエサだらけです。
徹底的に洗い、太陽に消毒してもらいましょう。
ただ、通気性の悪い靴を履いてる方は新品の靴を買いましょう。
メッシュ記事で足の裏にも通気口があるものがオススメです。
③抗菌のインソールを三枚くらい買う
これ、非常に効果的でした。
基本的に毎日同じ靴を履くのはNGで、三足くらい靴があるとベストと言われます。
しかし「三足も靴ないわ!」という方に非常にオススメなのが、インソールを複数揃えることです。
インソールは百円均一などで「通気性」「抗菌」と書かれたものを購入します。
このインソールを毎日交換し、ローテーションします。
さらには、「午前中で靴の中がびしょびしょになった」というときにもインソールだけ交換することができます。
さらにさらに、インソールは外せるのでゴミが取りやすく、乾燥もさせやすいんです。
④インソール、靴の殺菌
殺菌成分の強いエタノールを使って雑菌を駆逐します。
私はドラッグストアでスプレータイプのものを書いました。
個人的にはエタノール が無臭であることも気に入っているポイントです。
消臭効果をうたうスプレーは足の臭いと混ざり合って魔界を作り上げます。
ちなみにエタノールには無水エタノールと消毒用エタノールがあります。
消毒には消毒用エタノールを買いましょう。
靴につける際、注意点としてはエタノールがついた部分が変色する可能性がありますので、気になる方は目立たない部分で試してからにしましょう。
私はインソールにはガンガン使ってますが、あまり目立った変色はしていません。
もしくは、重曹で靴の消臭、乾燥という手もあります。
作り方は食用の重曹をガーゼや不要になった靴下などに包んで輪ゴムなどでとめます。
わたしはこれを靴の中に入れたり、インソールの上に置いたりしてます。
重曹は最強の臭い成分であるイソ吉草酸を中和させる力を持っています。
さらに除湿までしてくれる優れものです。
ここまで実践していただくと、足の臭いは激減しているはずです。
私は上記の事を実践して、すでにほぼ無臭になりました。
ここから先は、プラスアルファです。
上記で、ほとんど臭いはなくなっていると思いますが、さらに高みを目指す方は以下をご参照ください。
○足の裏の殺菌
足の裏には体に良い働きをする菌も多く、安易に殺菌力の高い成分で殺菌しすぎない方が良いとの意見があります。
なので天然成分で食品添加物にも使われる「みょうばん」を使った殺菌方法です。
みょうばんはスーパーに30g、100円前後で売ってます。
このみょうばんを使って、まず「みょうばん水」を作ります。
分量ですが
・500mlの水に20gのみょうばん
・1.5ℓの水に50gのみょうばん
という2つを見つけました。
まとめると水に対してみょうばんが3〜4%といったところでしょうか。
ちなみに私は「防腐剤も入ってないし、そんなに持たないだろう」と考え、水250mlに対しみょうばん10gで作りました。
あと、みょうばんはすぐには溶けません。
狂ったようにシャカシャカするとつぶつぶは全て溶け、白い色がついた水が出来上がりますが、これは完成ではありません!
1〜2日すると沈殿物も無くなり、「あれ、みょうばんは?」と思うほど、完全に透明な水になります。
そうなると完成ですね。
足につけるときには、この「みょうばん水」をさらに水で10倍に薄めます。
なので500ml作るなら、みょうばん水50ml、水450mlを合わせスプレーボトルに入れましょう。
○使い方
靴を履く前に足に吹きかけ、乾くまで待つか、軽く拭き取りましょう。
乾燥した後は足の裏が「サラッ」っとした感じになります。
不快な感じは全くありません。
私は以上で紹介した方法で無臭の足を手に入れました。
悩んでいる方は実践してみてください!